教育の質向上及び学校の健全な運営の為に、自己評価を9分野 121項目について、3段階評価を行いました。学校運営の改善に努めてまいります。実施結果は次の通りとなります。
評価基準【3…できている 2…少しできている 1…できていない】
教育理念・目的は、育成する人物像を明確にし、講義要項に記載。講義要項配布時に学生へ説明している。今後は、ホームページに教育理念・目的を公開し、本校の教育理念・目的について周知していく。
教育理念・目的と同様に、講義要項に明示し、学生に説明している。教育理念・目的に沿った目標となっており、また、実現可能な内容となっている。学生が、教育理念・目的・目標を理解し、より質の高い看護を実践できる、こころ豊かな看護師となれるよう、教職員一丸となり取組たい。
コロナ感染の影響で、臨地実習が中止になってしまうことが多々あったが、学内実習に切り替え、学生の学びを保障することができた。授業の中間評価を教員会議で随時行い、単位履修の支援につながるよう取り組んだ。実習と平行して授業があり、教員が授業準備をする時間は時間外になってしまうことが多かった。
教育内容や評価方法について、科目ごとに文書化し、講義要項・実習要項で全学生に配布している。評価結果について、教員独自の評価にならないよう、教員会議にて、再考し、適正に評価されているか見直した上で学生に通知している。
学業不振の学生は個人面談行った後、保護者面談を実施し学校での状況を保護者と共有。家庭でのサポートをお願いすることにより、目標到達ができずに退学することがないよう、支援をしている。
男女比の変化に伴い、男性ロッカーを拡充する等、変化に合わせて、設備の改修を行っている。事業運営の為の会議を定期的に開催し、議事録を全教職員へ回覧して、決定事項を周知している。財務情報の公開に関してはできていない。
学校説明会では、オンラインと来校型を同時に開催。擬授業などにより、学校の魅力を伝えた。高校生の大学志向が高まっているため、募集活動は苦戦している。国家資格を取得した卒業生は、本人が希望する職場へ就職している。卒業した後、学校を訪問して状況を知らせてくれる学生はいるが、卒業生全員に対して、追跡・分析はしていない。
新カリキュラムの地域・在宅看護概論を1年時前期に行い、地域社会の理解を深めた上で、看護教育活動をしている。
地域社会への貢献、地域社会との連携に関しては、今後検討が必要。
日常業務により、時間調整ができず、研究活動に取り組めていない。研究能力向上を目指した取組を検討していきたい。