情報公開

2025年度 学校自己点検・自己評価結果

2026.7.15
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2025年度 全体のまとめ

Ⅰ 教育理念・目的 平均 2.33  Ⅱ 教育目標 平均 2.49

 教育理念・目的・目標は、社会の看護ニーズや養成所指定規則を踏まえて見直しを行い、学生便覧、ホームページ等に明示しするとともに、入学時オリエンテーションや各学年、行事の際などに周知している。

 また、教育理念を基盤としてディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーおよび各授業科目との整合性を図り、教育活動に反映している。その上で、教員間でも教育理念の共有を図り、授業や臨地実習を通して、対象者に寄り添う姿勢や科学的根拠に基づく看護実践能力の育成に努めている。一方で、学生が教育理念を自己の学びや看護実践と結びつけて理解するにはさらに継続的な働きかけが必要である。

 今後も自己評価の機会を充実させ、教育理念の浸透を図っていく。

Ⅲ 教育課程経営 平均 2.30

 教育理念及び教育目標の達成を目指し、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーの整合性を図りながら教育課程を編成・運営している。社会や地域の看護ニーズや健康ニーズの変化を踏まえ、教育課程の見直しを行い、臨床判断能力、多職種連携能力、ICT活用能力などの育成を意識した教育内容へ改善を進めている。

 また、DP・CPと各授業科目との関連を明確化し、シラバスの見直しを通して教育内容の系統性・一貫性の確保に努めている。授業評価や臨地実習施設からの意見、国家試験結果等を踏まえ、教員間で教育課程を評価・検討を行っている。

 今後も教育の質の向上の観点から教育課程の評価・検証を継続し、社会の変化や学生の学習ニーズに対応した教育課程の充実を進めていく。

Ⅳ 教授・学習・評価課程 平均 2.21

 シラバスに基づき、教育目標及びディプロマ・ポリシーの達成を目指した授業を実施している。講義・演習・臨地実習を関連付けながら、グループワークや事例検討、シミュレーション教育等を取り入れ、学生が主体的に学ぶ、臨床判断能力や実践力を養えるよう工夫している。技術教育では客観的な評価基準を用いて到達度を確認し、学生へ適切なフィードバックを行うことで学習意欲の向上を図っている。

 学習成果は評価基準に基づき、多面的かつ公平に評価するとともに、授業評価アンケート、国家試験結果、臨地実習施設からの意見等を活用して教育内容及び評価方法の改善に取り組んでいる。一方で、学生の学習背景や理解度が多様化しており、個別に学習状況に応じた支援やICTを活用した学習環境のさらなる充実が課題である。

Ⅴ 経営・管理運営 平均 2.03

 教育理念及び教育目標に基づき、教職員が連携しながら組織的な学校運営に努めている。教職員会議や各種委員会を通して情報共有及び教育活動の改善を図るとともに、自己点検・自己評価の結果を学校運営の見直しに活用している。

 教育の質・向上させるため、講師体制の見直しを行い、各専門分野における認定看護師や専門看護師など、高度な実践能力と専門性を有している人材を積極的に講師として起用し、教育内容の充実を図っている。

 また、専任教員の確保に向けては、人材紹介会社の活用に加え、関係機関や知人からの紹介など幅広いネットワークを活用し、本校の教育理念に共感し、学生一人一人に寄り添った教育実践できる人材の採用活動を継続している。

 今後も教員の確保・育成に取り組むとともに、組織体制の充実を図りながら学校運営を推進していく。

Ⅵ 入学  平均 2.40       Ⅶ 卒業・就業・進学 平均 1.88

 

 入学者確保に向けて、学校説明会やナイトスクール、オープンキャンパス、ホームページおよびSNS等を活用した広報活動の充実に継続して取り組んでいる。その結果、入学者数は年々増加傾向にあり、広報活動の成果が見られている。一方で入学定員には達しておらず、少子化や大学進学志向の高まりなど、看護師養成を取り巻く社会環境の変化を踏まえ、引き続き学校の特色を発信しながら学生募集を強化してく必要がある。

 卒業生の就職率は、ほぼ100%維持しており、学生一人ひとりの希望や適性に応じた進路支援を1年次から行い充実を図っている。また、国家試験合格率は94~96%で推移しており、学習支援や模擬試験、個別指導など継続的な国家試験対策が成果につながっている。

 今後も、教育の質の維持・向上に努めるとともに、本校の教育の特色や強みを積極的に発信し、入学者の確保につなげていく。

Ⅷ 地域社会 平均 2.20

 地域の医療機関、訪問看護ステーション、介護保険施設等と連携し、臨地実習を通して地域の情報や住民の健康課題を理解できる教育を実施している。また、実習施設とは教育内容や学生指導について情報共有を行い、地域と協働した看護師育成に努めている。

 地域社会の繋がりを深めるため、学校説明会や広報活動に加え、地域の集いへの参加、地域のこどもたちを対象とした看護体験等を企画・実施し、看護への興味・関心を育む機会を提供している。

 今後も地域の医療福祉機関との連携をさらに強化するとともに、地域の健康課題や医療ニーズを踏まえた教育活動および地域貢献活動の推進に積極的に参加していく。

Ⅸ 研究 平均 1.60

 研究活動については、教育業務や臨地実習指導等を優先する状況が続いており、教員個々の研究活動や学会発表、論文作成等に十分取り組めていないことが課題である。一方で、教育の質の向上には教員自身が研究的視点を持ち、最新の知見を教育へ還元していくことが重要であると認識している。

 学生に対しては、今年度より教育課程に「看護研究」を位置づけ、シラバスを整備した。看護研究の基礎的な考え方や研究的思考を学ぶことで、科学的根拠に基づいて看護を実践する力を養う教育を開始している。

 教員数や教育業務とのバランスを踏まえ、研究活動に取り組める時間の確保や組織的な支援体制の整備や今後の課題である。

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